つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「心無罫石疑(しんむけいげ)」         2006年11月15日 NO・035
 
・・・ 般若心経の一節
 
 
心を十年後の状態におけば 心配ごとから解放される
 
 
 
<解説>
 
「般若心経」 の中に 「心無罫石疑」 ということばが出てくる
 
これは 「心にわだかまりがない」 状態を指す
 
しかし われわれ凡夫の心の中は まさにわだかまりだらけではなかろうか
 
たとえば 何か悩みごとがあると 四六時中そのことが頭から離れず
 
そのために夜もおちおち眠れなかったりする
 
悩みごとで心がわだかまり とらわれている状態である
 
だが もし心を十年後の彼方に置くことができたらどうだろうか
 
心を悩みごとから解放して 自由にしてやるのである
 
それが 般若の智慧を実践することになる
 
 
 
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   文中の 「けいげ」 という漢字は本来の文字ではありません
 
   予めご了承願います
 
      けい=現在使用している文字から 「卜」 をはずしたもの
 
      げ =石へんに疑
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15