つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「自然法爾(じねんほうに)」 親鸞聖人     2007年05月01日 NO・046
 
策を弄(ろう)するものは 策におぼれる
 
 
 
<解説>
 
「あるがままに任せて 小細工をしない」 という意味で 親鸞聖人の言葉であるが
 
道元禅師も禅の究極の境地あるべき姿は 「自然」(じねん) であると説いた
 
 
「あるがまま」 とは 成り行き任せではない 「手を加えないこと」 を意味する
 
 
更に その意味は 高度経済成長が始まる前は 国民の六割以上が第一次産業に
 
従事していたのに 今では一割台とは自然無視もはなはだしいといえよう
 
食料自給率は 今や異常に下がっているのだから・・・
 
 
背伸びしてまで豊かになろうとする心は
 
仏教の 「自然に清らかに生きるのが仏法に適う」 という教えに見事に反する
 
 
物心両面のバランスの良い進歩と成長は必要であるが
 
自然体系を壊しては 何の為の進歩と成長であろうか
 
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15