世話を焼くよりも じっと見守ることが大切である
<解説>
子供の家庭内暴力は 近年めずらしくない よくある話である
共通する話は
「親が教育ママ」 「小学校で優等生」 「中学校で急に暴力を振るいだす」
「親が小さいときから規制しすぎる」
そして 「見守る 様子を見る」 余裕がなく 親の流儀を押し付ける
別な話で 孤児院の子供が相対的に成長が遅いのは
母親に見守られる 「目」 がないからだと言われている
母親の見守る目というのが観音様の目でもある
観音様の正式の名は 「観世音菩薩」 といい 別名 「施無畏(せむい)」 という
施無畏者といわれるのは
「衆生に 畏れのないことを施し 柔和な目で 衆生をじっと見つめてくださっている」 からで
ちょうど親が子供をあたたかく見つめているあの目であると思っていい
今の時代に欠けているのは 「観音様の目 見守るという精神 」 だろうと思う
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