憎しみの目で見れば 憎く見え 愛の目で見れば 可愛く見える
<解説>
大慈悲を基本とする仏教の道では 自分に害を与える怨敵でも
憎んではいけないと教えている
怨も親も平等に接しなければならない
職場でも 近所でも 憎い相手 嫌いな人間というのはいるが
互いにそんな目で見て 差別し合っていては この世は地獄である
相手が自分を怨んでいても こちらが怨むことをしなければ
やがては相手も変わってくるはずだ
はじめから 憎い人 好きな人がいるわけではない
憎しみの目で見るから なお憎くなる
同じ人でも愛の目で見れば 可愛く見えてくるのである
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