(われただ たるをしる)
自分の胃袋以上にものは 食べられない
<解説>
私達は 目の前にご馳走があると たとえ満腹でも ついもう一つと手が伸びてしまう
それで 果たしておいしいと感じるであろうか むしろ 「苦行」 に近いと思う
腹が一杯なら食べなければいい
十分儲かっているなら それでよしとすべきだ
禅寺ではよく 「吾 唯 知 足」 の文字をみることができる
似たことばで 「知 足 常 楽」 という文字もある
このことばこそ私達日本人への警鐘と受け取る必要がある
「十分に足りているではないか 日本人よ」 といいたい
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