つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「仁王の機(におうのき)」             2009年12月15日 NO・109
 
 
初歩のうちは全身全霊を傾けて 物事に打ちこめ
 
 
<解説>
 
仏教修行をめざす者に 悟りの途ははるかに遠い
 
いわんや入門者においておや だ
 
そこで 江戸時代の禅者 鈴木正三は 「仁王にならえ」 と こう言ったのである
 
 
心を空にし あるがままに行なうのが禅であるが 生半可な修行でこの境地は得られない
 
ならば 寺門に立つ仁王のように 両眼をカッと見開き 全身に力をこめて行ってみよ
 
それによって やがて寺門からすこしずつ奥へ進み 仁王から如来へと
 
悟りの境地に近づくことができよう と
 
 
これを鈴木正三は 「仁王の機」 と称した
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15