<参考書籍>
・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
など、 主要新聞記事を含む
「人人(にんにん)皆な仏法の器なり」
2014年11月15日 NO・227
やる前に尻込みしては 何もできない
<解説>
『正法眼蔵随聞記』 に次のような言葉がでてくる
「人人(にんにん)皆な仏法の器なり 必ず非器なりと思うなかれ」と
どんな人間でも仏法を修行できる それゆえ自分はダメだと諦めず
とにかく一生懸命修行をすべきだ そうすれば必ず悟りは開かれる
という意味である
漢学者の諸橋徹次氏は あの『大漢和辞典』の仕事を始めるとき
尻込みをしていたのでは何事も始まらない
とにかくスタートしてみようと 勇猛心をふるい起こしたそうである
どんな難事でも とにかく始めてみないことには始まらない
最終更新日:2014/11/15