わたし達が何かをしようとするときは世間の目が大いに気になるものだ
他人の目を気にするからこそ 言動にブレーキがかかり
おのれを律することができるのかもしれない
しかしあまりに世間を気にしすぎると 主体性がなくなり 自分が自分でなくなってしまう
もっとも 世の中には 他人になんと言われようと平気だという
例外的な “大人” もいるが・・・
わたしたち “小人” は世間の評判など気にせず もっと堂々と生きていきたいものだ
道元禅師いわく 「世間の人いかに謗(ぼう)するとも 仏祖の行履(あんり)
聖教(しょうぎょう)の道理にてだにあらば依行(えぎょう)すべし」