つ じ 説 法

 
           <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」  佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」  ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
                          
                                  など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「戒名」                           2014年03月15日 NO・211


地獄 極楽 峠の境 ちょっと一服一休み
 
  
<解説>


「戒名」 といえば ふつう死者につける名前とされているが そうではない

仏教の戒を守ろうとする者 つまり仏弟子になったとき 師からつけてもらう名前である

お坊さんの場合には 悟りをひらいたときに その悟りの境地をあらわした道号をつける

一休禅師の例でいえば 宗純は戒名 一休が道号である

この道号について彼は

「有漏地(うろじ=煩悩の世界)より 無漏地(むろじ=悟りの世界)へ帰る一休み

雨降らば降れ風吹かば吹け」

と歌を詠んでいる


翻訳すれば 「地獄 極楽 峠の境 ちょっと一休み           

雨よ降れ降れ 風よ吹け吹け」 といった意味になる







 
 
 
  


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最終更新日:2014/03/15