どんな歓びも 度をすぎると苦になる
<解説>
百薬の長といわれる酒も 度をこせばアルコール中毒や肝臓病の原因になる
人生の楽しみは数々あるが どれも適量をわきまえないと
あとでしっぺ返しをくらうことになるようだ
インドの王様が 酒席で一同の者に 「人生の第一の歓びは何か」 と聞いた
食べること セックス 音楽と それぞれが思い思いのものをあげた
そこへ釈尊が来られる
釈尊も同じことを問われ 「わたしは心にかなう適度をもって第一とする」 と答えた
「心にかなう適度」 がなければ どんな歓びも苦の種になる 釈尊はそう教えられた
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