「色道」 というからには ひとつの道にちがいないのであろうが
わたしはこの道に全く不案内
それでも以前 ある週刊誌に ある放送局の解説委員が地方講演のさいにたった一度浮気をし
それがもとで辞表を出したという記事があり なるほどと思った
人は貪(むさぼ)りの動物であるから 「四十二章経」 にあるように
子供が刀に塗られたひとなめの蜜をなめて舌を失うような
ハタから見れば明らかに愚かな行為をついしてしまう
貪りの心にとらわれると 解説委員というインテリでも 判断力がなくなり
家庭崩壊という悲劇にもつながりかねないのだ