凡夫は 自殺をしてはならない
<解説>
釈尊は自殺した という説がある
実際の死因は中毒死で 豚肉料理(別の説は きのこ料理)を食べたのが原因だという
にもかかわらず 釈尊が自殺したというのは
完全な人格者である釈尊が 120歳までは生きられたはずなのに
80歳で死んでいるからそう解釈したのである
そこで残る40年の寿命を 自分の意思で捨てたと見なすのである
仏教では それを 「捨寿行(しゃじゅぎょう)」 と呼ぶ
釈尊は悟りをひらいた人だから 死を選んでもよいのだろうが
しかし わたしたち凡夫は 絶対に自殺してはならない
自殺したらそれで 修行が中断するからである
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