つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「五眼(ごげん)」                 2010年11月01日 NO・130
 
持とうと思えば肉眼以外に 眼を持つことが出来る
 
 
<解説>
 
修養を積んだ人間は 魂だけを肉体から切り離して中空に遊ぶことが出来る
 
言い換えれば 他人の目で自己を見つめられるのだ 自己の超客観視である
 
仏教では それをさらに一歩進めて 肉眼以外に四つの眼を持つことを説いている
 
 
その四つは 天人の眼という意味の天眼(てんげん) 知恵の眼の慧眼(えげん)
 
真理を見る法眼(ほうげん) 仏の持つ仏眼(ぶつげん) がそれであり
 
現実の眼である肉眼(にくげん) と合わせて五眼(ごげん)と呼ぶ
 
 
自己訓練や修養により 人はさまざまな美点を性質の一部となすことができるが
 
常人を超える予知能力が備われば天眼 巨大な優しさが備われば
 
仏眼を持ちえたと言えよう
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15