つ じ 説 法

 
           <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」  佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」  ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
                          
                                  など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「拈華微笑(ねんげみしょう)」           2013年05月01日 NO・190


本当の意志はことばによって 相手に伝えることはできない
 
  
<解説>

親友ということばがあるのに 「心友」 という表現をする人がいる

そう呼び合う二人は長い交際の末に心の友になったのではなく

出会った瞬間に 「あっ こいつとはサイクルがぴったり合うな」 と

電光のように理解し合うことが多い


釈尊が説法をしながら華を拈(ひね)ったとき

大勢の弟子の中で摩訶迦葉(まかかしょう)だけが 

釈尊のいわんとする内容を理解して微笑した

その一事によって釈尊が彼を選んで伝えたのが禅である


すなわち禅の心とは 経典や口頭による教えではなく

心の底にあるものを伝えたい 汲み取りたいという 「以心伝心」 の心なのである





 
 
 
  


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最終更新日:2013/05/01