つ じ 説 法

 
           <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」  佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」  ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
                          
                                  など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「楽と苦は一(いつ)なり」             2012年12月15日 NO・181


苦しいことも 心の持ち方次第で 楽にもなる
 
  
<解説>

机の上でコツコツと仕事をすることが苦手な人にとっては

事務職は苦痛以外の何ものでもないだろう

しかし 人と接するよりも 与えられた仕事を地道にこなしていくのが得意な人には

事務職は楽な仕事に映るはずである

沢庵禅師は 「楽と苦は一なり」 として 次のように述べている

「山を楽しむのは市を持って苦と為す 市を楽しむものは山を以て苦となす

彼処に在るの苦は 即ち 此処に在っては楽なり

此処に在るの楽は 即ち 彼処に在っては苦なり

然らば 即ち 定苦なく 定楽なし」 と

つまり苦も楽も それだと定まったものはないのだ







 
 
 
  


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最終更新日:2012/12/15