苦しいことも 心の持ち方次第で 楽にもなる
<解説>
机の上でコツコツと仕事をすることが苦手な人にとっては
事務職は苦痛以外の何ものでもないだろう
しかし 人と接するよりも 与えられた仕事を地道にこなしていくのが得意な人には
事務職は楽な仕事に映るはずである
沢庵禅師は 「楽と苦は一なり」 として 次のように述べている
「山を楽しむのは市を持って苦と為す 市を楽しむものは山を以て苦となす
彼処に在るの苦は 即ち 此処に在っては楽なり
此処に在るの楽は 即ち 彼処に在っては苦なり
然らば 即ち 定苦なく 定楽なし」 と
つまり苦も楽も それだと定まったものはないのだ
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