つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「忍辱(にんじょく)」               2012年07月15日 NO・171


自分は他人によって 生かされている
 
  
<解説>

この世の中は すべて持ちつ持たれつで動いている 得する者がいる一方で 損をする者が必ずいる

全員が 金持ちにはなれないのである たとえば だれかが電車の座席に坐れば だれかが立たねばならない

自分が大学に合格すれば 確実に誰かが落ちる これは避けられない


われわれは この世で生きていくかぎり 知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけている

逆に言えば 他人のおかげで生きているようなものである

だからわたしたちも 他人から受ける迷惑を我慢しなければならない

これが仏教で説く 「忍辱(にんじょく)」 の教えである



         
 
 
 
  


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最終更新日:2012/07/15