つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「死ぬべくんば いよいよ坐禅すべし」      2011年11月15日 NO・155


絶体絶命のピンチなら そのまま仕事を続ければいい
 
  
<解説>

大慧(だいえ)禅師が あるとき尻にできた はれものを医師にみせたところ

「これは大事のものだ」 と言われた そこで禅師は 「大事のものというが 死ぬほどか」 と聞いた

医師は 「死ぬほどだ」 と答えた 禅師は 「どうせ死ぬのなら もっと坐禅しよう」と坐り続けた

すると 尻のできものは はれつぶれてなおってしまったという

わたしたちは 死ぬほどの病や絶体絶命のピンチでは へなへなとなって働く気力がなくなる

しかし 大慧禅師のように開きなおって平常心を失わねば ことは意外な解決を見せることもある

          




 
 
 
  


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最終更新日:2011/11/15