つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「休歇(きゅうけつ)」                2011年10月15日 NO・153


平々凡々な生活が いちばん幸せである
 
  
<解説>

人間とは贅沢なもので日常生活に変化がないと退屈を覚えてくる

せっかくの休日だというのに 忙しく立ち働かないとなんとなく落ち着かない

たまの休みの日くらい 腹がへったら飯を食い 眠くなったら寝るという気ままな生活を送ったらいいと

思うのに そうはいかないらしい

どうやらわたしたちは 禅でいう「休歇(きゅうけつ)」(気ままなこと)をどこかに忘れてしまったようだ

「如(し)かず 無事にして休歇し去らんは 飢え来たれば飯を喫し 眠り来たれば眼を合す 

愚人は我を笑す」

ごろ寝の亭主を笑う女房は 愚人である

          




 
 
 
  


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最終更新日:2011/10/15