人には年齢に応じた 「初心」 がある
<解説>
仕事もある程度経験を積んでくると つい油断が出て とんでもないミスをおかす場合がある
十年選手であろうと 二十年選手であろうと このような落とし穴が待ち受けていることにかわりはない
世阿弥の 「時々の初心忘るべからず」 ということばは 私たちのこうした慢心を戒めたものである
三十代・四十代・五十代と それぞれの年代に応じた 「初心」 があり
わたしたちは この 「時々の初心」 に戻って 仕事に 人生に取り組んで行く必要がある
禅も 悟りに究極のゴールがないことから 初心を尊び 慢心の発生を徹底して戒めている
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