つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「心已(すで)に休息し 言行もまた止む」   2011年05月15日 NO・143


おだやかなことばづかいが 心の修行になる
 
  
<解説>

悲しいから泣くのではなく 泣くから悲しいのだといった人がいる

腹を立てて声を荒げていると ますます心が波立ってくるものだ

ことばや振舞いは 心のかたちを正直にあらわす

トゲトゲした物言いはささくれだった心のあらわれであり

乱暴な振舞いはその人の中にある悪心のためだ

ことばがおだやかで 行いもゆるやかな人は その心も安らいでいる

心・語・行の三つは お互いバラバラなものではない

心の修養などとむずかしく考えずに まず態度やことばをおだやかにすることが

最初であると禅者は言う




 
 
 
  


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最終更新日:2011/05/15