つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「病中も山野(びょうちゅうもさんや)」      2011年04月01日 NO・140


病気は 人生の意味を悟る一つの修行である
 
  
<解説>

健康のありがたさは 病気になってはじめてわかるとよくいわれる

これを裏返しにして考えると 病気だってまんざら捨てたものではないぞ ということになるかもしれない


「病中も山野」 という言葉がある

つまり 病気もまた人生の意味を悟るひとつの修行の場だ と禅者は言う

病気を試練と考えず 病いに親しみ 病いを友とする心境である


芭蕉が辞世に詠んだ句とされる 「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」 も

病いに倒れた無念さではなく 病床にあってなお自在に飛ぶ夢を追う と解釈できる




 
 
 
  


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最終更新日:2011/04/01