お経は自分のために 読むものである
<解説>
一般にお経といえば 退屈でわけのわからないものの代表みたいにされている
だが わからないのは我々がわかろうとしないからで お坊さんは本当にお経を理解し
日常生活の中に生かしたいと思って読んでいるのである
「開経偈」 とは 七言の四行詩になっており
無上甚深微妙法 (むじょうじんじんみみょうほう)
百千万劫難遭遇 (ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持 (がこんけんもんとくじゅじ)
願解如来真実義 (がんげにょらいしんじつぎ)
という短いものであり その要約は
「最高のおしえには なかなか出会えないものだが 今わたしはこの教えに接することができ
仏の真の教えを理解したいと願う」
という意味である
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