つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「病気は非器なりと思うべからず」        2005年12月01日 NO・011
 
・・・・・正法眼蔵より
 
弱音を吐いたら 人生の敗者になる
 
 
 
<解説>
 
ある時 修行僧が師匠に
 
「私は病気で修行が出来ない エッセンスのみ教わって 後は養生したい」 と言った
 
師匠は 「それはいかん!」 と
 
「一生病気と付き合う人にとって 病気といえども 人生の空白期間ではなく
 
人生そのものが修行だから・・・」 と認めなかった
 
病人には病人としての生きる道があり 修行の方法にもいろいろあるというのです
 
 
この逸話は 「正法眼蔵隋聞録」 に出てくるもので
 
“どんな境遇でも弱音を吐いてはいけない” との教えであります
 
 
難病の子供さんが小児病棟に設置の学校カリキュラムにもとづき
 
「勉学する」 も然り
 
病気を自分がどう受けとめるか
 
そして その間をいかに過ごすことが出来るかです
 
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15