ほとんどの方が正月の初詣でお願いする
これらは同時実現 (セット) が当たり前である
<解説>
人間は 神や仏に いろいろ頼むが
その代表格は 「商売繁盛」 と 「家内安全」 の二つである
そして この二つは表裏一体であって いづれか一方だけをお願いしないのが
人の常である (無意識でセットになっている)
もの作り企業での 「商売繁盛」 は良いものを多く安く作る事で すべての部門が
大いに関心を持ち 顧客第一に向け努力する
優良企業では今時当たり前である
これに対し 「家内安全」 は一般国民に怪我や病気がなく 自然環境の汚染が無い
といった事を意味するが 意外と普段は希薄な人が多いのである
2005年のニュースからピックアップすると
* JR西日本の脱線転覆事故
* アスベストの環境汚染
* マンション等の構造設計の偽装事件
等 では 「商売繁盛」 と 「家内安全」 とがセットじゃないから こうなったのである
人力では如何ともし難い運命に対しては 神仏に依存するとしても
上記の事件・事故には人為的ミスや経営者不適格の実態があり悪行のきわみである
善行の出来ない企業家は自滅するしかない
「繁盛」 と 「安全」 をセットに出来ない企業は必ず没落する
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