つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「無分別(むふんべつ)」             2009年04月15日 NO・093
 
 
差のないものを自分流に分別しても 何の意味もない
 
 
<解説>
 
仏教用語には現代人が使っている日常語と
 
まるで反対の意味を持つことばが数多くある 
 
その一つが 「無学」 であり 「無分別」 だ
 
 
「彼は無学だ」 と言えば だれも ほめことば とは受けとらないが
 
仏教では最上級の賛辞である
 
なぜなら 無学とは 「学の無い人」 のことではなく いっさいの学を学び尽くし
 
あるいは煩悩を断じ尽して もはや学ぶ必要のなくなった人を指す
 
 
同様に 「無分別」 は 分別をしないことである
 
仏教では もともとありもしない差別をもうける心の働きを 「分別」 と称し
 
分別をなくせと教えている
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15