姿 形の醜さをつくろうより まず心の醜さをつくろえ
<解説>
ある修行者が自分の男根を断とうとしているのを見て 釈迦がその理由をたずねた
修行者は 「わたしは性欲が強く 修行の妨げになるので その根を断とうとしているのです」
と答えた
それを聞いた釈迦は 「性欲は心の中に根ざすものなのだから その心を断て!」
と言われた
ことを処すとき わたしたちはとかく大根(おおね)を見ず
表面的に小手先で処理しがちであるが
それは問題の解決には これっぽっちも役立たないのである
不美人は化粧で自分の醜さを隠そうとするが 隠そうとする心が問題であって
美しい心を持とうとすることが大事なのである
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