つ じ 説 法

 
           <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」  佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」  ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
                          
                                  など、 主要新聞記事を含む
 
 
   皆 身のひいきゆえに まよいを出でかす    2016年06月01日 NO・264


自分の身をかわいがるほど 迷いが出てくる



<解説>

だれでも 自分の身はかわいいものである

自分の健康は気になっても 赤の他人の病気には 口で言うほどに同情しないものだ

わが子が入学試験に不合格になれば落胆するが

他人の子が不合格になってもそれほど気にならない


そうしたわが身のかわいさが 逆にさまざまな迷いや

悩みを生むといったのが盤珪禅師である

「一切のまよいは皆身のひいきゆえにまよいを出でかす

身のひいきさえせねば 一切のまよいは 出来はしませぬわいの」


身びいきは どうやらほどほどにしておいたほうが 自分のためにもよさそうである







 
 
 
  


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最終更新日:2016/06/01