病んでいると思う心が 病気を作り出す
<解説>
「応病与薬」(おうびょうよやく)を読み下すと 「病に応じて薬を与える」 である
釈尊が 衆生の病気を憂え それぞれの病気に効く薬を与えたことからできたことばである
医学の観点からすれば当たり前である
ところが 現代の医療制度は点数制度のために日本中の病院が患者を薬漬けにしている
点数のために 病気でもなんでもない患者にも薬を出す
医を施す側がそんなだから わたくしたちも本当は健康なのに病気ではないかと考える
その結果 気力が衰えて本当の病気になってしまう
適時 適量 的確が人を自然体に生かせることになると知るべきである
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