つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「我見(がけん)を離(はな)るべし」       2010年06月01日 NO・120
 
生半可な知識なら 持たないほうがいい
 
 
<解説>
 
自分の考えていることは正しいと思うと 当然 相手の話を素直に聞こうとはしないし
 
また 相手の話が理解できにくくなってくる
 
しかし 正しいと思っているのは自分だけで
 
あるいは相手の意見のほうが正しいのかもしれないのである
 
 
生半可な知識や経験は 相手の話に耳を貸さなくなる原因になりがちだ
 
自分を捨てて 虚心坦懐になって相手の話を聞いてこそ 
 
本当の知識や経験が身につくのである
 
 
「学人の第一の用心は先ず我見を離るべし 我見を離るると云うは 
 
此の身を執すべからず」 と
 
これは 『正方眼蔵随聞記』 の一節である
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15