つ じ 説 法

 
           <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」  佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」  ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とって おきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にした しむ」 小堀卓巌 著
                          
                                  など、 主要新聞記事を含む
 
 
   止観                              2017年05月01日 NO・279


心を平静に保てれば
とっさに最善の方策を考えられる



<解説>

夜半に火事が発生し とっさに枕をかかえて逃げたという

笑うに笑えぬ話がある           

気が動転していると 何を持って逃げればいいかという簡単な判断もできなくなる


禅の修行の第一段階は 心を鎮め

外界の現象や内面の感情に乱されない状態をつくり出すことにある

そして 鎮まった心を一定の対象に注ぎ 正しい「智慧」を呼び起こす

これを「止観」(しかん)という


いかなる災害に直面してもあわてず 職場でミスをおかしたときも

冷静沈着な行動をとれるのが わたしたちにできる「止観」の実践である









 
 
 
  


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最終更新日:2017/05/01