つ じ 説 法

 
          <参考書籍>
 
            ・ 講 談 社 「禅語百話」 佐藤俊明 著
            ・ ごま書房 「一日一禅」 ひろさちや 著
            ・ 新 潮 社 「仏教とっておきの話」 ひろさちや 著
            ・ 淡 交 社 「禅語にしたしむ」 小堀卓巌 著
                         
                                 など、 主要新聞記事を含む
 
 
   「無門関(むもんかん)」無の関門       2006年10月01日 NO・032
 
・・・ 般若心経の一節
 
 
悟りを得るには 「無」 の関門を くぐり抜けねばならない
 
 
 
<解説>
 
禅門の宗派で重んじられる書に 「無門関」 というのがある
 
著書は宋の禅僧 「無門慧開」 (むもんえかい) で
 
古人の公案四十八則を評釈したのがその内容だ
 
中身はともかく書名だけはどこかで見聞きした方もいるだろう
 
では 「無門関」 という書名の由来はどこからきているか
 
無門関とは 「無の関門」 の意味である 
 
禅の世界に入るには ぜひともこの 「無の関門」 を通過しなくてはならない
 
そんな意味をこめて 慧開は その書を 「無門関」 と名づけた
 
慧開は 今から七百年前の人であるが その在世中に早くも日本に伝わり
 
各宗門で広く読まれた
 
 
 
 


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最終更新日:2010/11/15