白隠禅師・坐禅和讃第1句〜44句
(東福寺管長福島慶道老大師の法話を参考)
[1]
衆 生 本 来 ( シ ュ ジ ョ ウ ホ ン ラ イ ) 仏 な り
「我々はそもそも仏さんや」 ということです
そんなことない、うちの旦那の顔は仏にみえんし なかなか自分を仏と思えん
ですと ある奥さんが言う
ここでお坊さんが反省すべきは やっていることが仏=死と言うことを固定化
させつつあることです
お釈迦さんが第一に教えたかったのは 「生佛」 なんです
死んで冷たい仏さんよりも 生きてて温かい仏さんの方が意味があるでしょう
この第一句は大事な句で 結論の如く書かれている