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中国での布教をするも武力闘争の当時は 支配者(梁・武帝)の理解を
得られず 断念して黄河を渡り 崇山の少林寺にこもって 壁面九年の
坐禅修行に入りました
選挙の時に登場する達摩さんは
「必勝を祈念し 大願成就祝う」 を意味します
禅寺の達磨図とは趣旨を少々異にします
掛け軸の姿は 「禅の教えの厳しさ」 をその表情にしたり
また中国の王・武帝に愛想をつかして 厳しい表情で 「渡河する姿」 を
描いています
教えの真髄は
* 不立文字(フリュウモンジ)
* 教外別伝(キョウゲベツデン)
* 直指人心(ジキシニンシン)
* 見性成仏(ケンショウジョウブツ) の語にあります
その意は
* 真理は 文字に表わせない
* 禅の真髄は 経典の文句によらず 別にあり
* 心から心へと直接体験によってのみ伝うる
* 教学に捉われず 己の心をムッズとつかめ
そうすれば 自己が仏であると気付く事が出来る
一言でいえば 「沈黙の伝授」 ということであります
常に 「今」 「ここ」 の現実を まっすぐに素直に捉えて
落ち着いた豊かな心で日暮らしをしたいものであります
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